自分がかつて使っていたデジタル一眼レフ、ペンタックスK-20D。
感度設定低めでいける条件ならなかなかの絵を吐き出してくれるのですが、当時のデジカメは高感度撮影ではノイズまみれの絵が出てきてなかなかに厳しかった印象が残っています。その後、ペンタックスのK-5に乗り換えて基本的な性能にある程度満足したため、2019年現在までK-5を使っていたりします。
そのK-20Dが押入れから出てきまして、動くかどうか軽くチェックしてみることにしました。
電池を充電して、カメラにセットして、電源ON。おお、動くぞ!というわけで一応撮影はできそう。というかこのカメラSDカード入れたままだったよ!
というわけでSDカードを取り出そうとカードスロットの蓋をオープンしようとすると…げ、開かない!
K-20Dはカードスロットを開けるためのツマミをひねると蓋(カバー)がパカッ!と開いてカードを取り出せるのですが、ツマミを捻っても蓋が開かないのです。蓋自体には爪や指をひっかけるような手がかりもないし、うーん困った…
※カードスロット周辺の構造はこのあたり(デジカメwatchの記事)のこの画像(デジカメwatchの記事)がわかりやすいかな。
あーでもないこーでもないとしばらくチャンレンジした後、こりゃもうどうなっても仕方ないな!と思い、蓋の回転軸のあたりを「ふたが開く方向に」少し力を入れながら押すと蓋がわずかに浮くので、浮いた隙間に爪をひっかけてみたところ「パカッ!」と開きました!挿したままのSDカード、16GBだった…もったいないもったいないw
あらためて蓋とボディをよく見てみると、ツマミをひねるとロックがはずれ、あとはバネの力で開くだけの構造なのですが…これは蓋とボディ(のシーリング)が密着して固着しちゃってたっぽい。ツマミのロックを外しても、バネの元気さが足りないのか開かなかったと。
一度開けてしまえば、後はバネの力でゆっくりですが開くようになりました。一安心です。
古いカメラを整理していて、こういったトラブルが起きる場合もあるかと思うので書き残しておきます。
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