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2019.06.16

遠距離別居の親が逝った時にどんな手続きをしたのか・銀行口座の解約

 相続のための資料を全部揃えたところで、有給休暇を取って実家へ戻り、亡くなった父母の銀行口座の解約手続きをしました。

 銀行の通帳自体は両親がまとまった場所に保管してくれていたので、手続きを行う金融機関ははっきりしているのですが、実家は商売をやっていた関係で取引のあった銀行は複数あります。ウチの場合はこんな感じでした。
 
・A銀行(父のみ)
・B信用金庫(父母)
・JAバンク(父のみ)
・ゆうちょ銀行(父母)

 通帳も総合口座通帳記載の普通預金&定期預金の他に、定期預金通帳のあるものや一口ごとの定期預金証書だけがあるものなど、親がまとめておいてくれなかったら混乱すること間違いなしという状況でしたよ。

 どの金融機関も基本的な手続きは一緒です。信用金庫と農協は雀の涙ほどの金額ですが出資債権なんかもあったのでその償還も一緒に行っています。 だいたいこんな感じ。

・窓口で故人の口座の解約を依頼したいと申し出る
・通帳の確認→ここで足りない通帳や証書があると紛失関連の手続きも発生するかもです
・解約書類に必要事項の記入と押印→押印は全部、相続人(私)の実印でOKでした
・現金で受け取るか、自分の銀行口座へ振り込んでもらうか選択→今回は振り込みを選択
・持ち込んだ各種書類と合わせて、解約作業を行ってもらう→時間がかかる場合は、返却可能な書類を返却してもらって次の金融機関へ

 持ち込む書類ですが、今までにブログで書いた「法務局に申請した法定相続情報一覧図」を提出することで、

・被相続人の誕生から死亡までの戸籍(除籍)謄本(これが枚数がやたら多くコピーするのも面倒な「紙の束」になります)
・被相続人の除籍票
・相続人全員の戸籍謄本
・相続人全員の住民票記載事項証明書(住民票の写し)

 の提出を省略できます。金融機関は通常、謄本や住民票については原本を受け取ってコピーを取り、コピーを取った書類は返却してくれるようなのですが、なにせコピーする書類の枚数が多いため「コピー作業に時間がかかる」ことになります。今回は一覧図を提出することで銀行側の書類確認時間が大幅に短縮され、その分一日に回れる銀行が増えるということでずいぶんありがたい制度だなと実感しました。銀行の職員さんも「話は聞いていましたが実物は初めて見ました」って言った人が複数いましたよ(笑)。

 法定相続情報一覧図以外には、遺産分割協議書と相続人の印鑑証明も提出が必要です。分割協議書はコピーを取ってその場で返却してくれます。印鑑証明は原本を金融機関の数だけ用意して行ったのですが、コピーを取って返却してくれるケースもあるようです。最近はコンビニで印鑑証明を取得できますが、コンビニのマルチコピー機で印字した証明書を持って行ったら「これコピーですか?」って聞かれたケースもありました。裏返すとちゃんと原本だってわかるんですけどね。

 あと、ゆうちょ銀行だけは実はまだ手続きが完了していません。これは念のために「故人の口座が他にないか照会をかけた」ためです。照会の手続きに時間がかかるため、手続きは結果が出てからになります。ゆうちょ銀行の口座の解約は全国の郵便局でできるため、実家へ行かなくてもいいのはハードルが低いです。

 もう一つ、ゆうちょ銀行だけは残高が100万円以下の口座の解約は手続きが簡単になっています。例えばこういったサイトの説明が参考になります。(追記:ゆうちょ銀行以外の銀行でも、残高が少額な場合は解約手続きが簡単になるケースがあるそうです)

 早ければ手続きした日のうちに自分の口座に振り込みが完了します。

 今回の帰省ではこの他に、実家の建物の火災保険(共済)の名義人の書き換えなんかもやりました。あと町役場へ行って、曾祖父の戸籍を誕生まで遡って取得したり。これで父方の直系先祖については、明治以降の取得可能な戸籍は全部取れまして、なんかこういろいろと「やりきった感」に溢れております(笑)。

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