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2019.05.15

遠距離別居の親が逝った時にどんな手続きをしたのか・法定相続情報一覧図の証明を申請する

 亡くなった両親の誕生から死亡までの戸籍が揃ったので、「法定相続情報証明制度」を利用するための「法定相続情報一覧図」を作成、申請することにしました。

 この一覧図を法務局に申請して証明をもらえれば、銀行口座の解約など相続時の手続きで提出する資料を減らすことができます。具体的には、

・被相続人の誕生から死亡までの戸籍謄本・住民票の除票
・相続人全員の戸籍謄本・住民票記載事項証明書

を法務局の証明付きの一覧図1枚で代用できます。解約する銀行口座が複数あるとか、相続人が多くて銀行へ持って行く紙の束が多くて辟易するような場合に活用できます。あと、不動産の登記を被相続人から相続人に書き換える際にも、銀行同様に資料として使えます。証明付き一覧図は何枚でも無料で発行してもらえます。うちの場合は父母のそれぞれの銀行口座がどちらも複数あり、実家へ戻った時に解約手続きを一気に進める予定のため、この制度を利用にチャレンジすることにしました。

 申請には「法定相続情報一覧図」「申請書」を作成して、被相続人・相続人の戸籍謄本・住民票(除票)と一緒に法務局へ持って行けば対応してもらえます。一覧図や申請書のひな形や記入例は法務局のWEBサイトに置いてありますので、それらを活用すれば素人の一般人でも作成できます。エクセルやワードがなくてもLibreOfficeとか使えば、多少レイアウトが崩れるとこを手直しす程度で提出用の書類がちゃんと作成できます。

 書類をそろえたら、法務局へ持って行きましょう。私が法務局へ行った際は、最初は「素人が法務局に、登記相談の予約もなしに何しに来たのかな」って感じだったのですが、「法定相続情報の一覧図の申請に来た」ことをなんとか伝えたところ、「じゃあ書類を確認しましょうか」ってことで申請書・一覧図・戸除籍謄本・住民票(除票)が揃っていることを確認して受け取ってもらえました。「訂正の必要なところとかあったら連絡しますね」と言われて提出完了。

 その日の夕方に「一覧図に記入漏れが一か所と、あと相続人のお姉さん、結婚して姓が変わってますよね」というツッコミをもらったので速攻で手元のデータを修正・印刷・押印して再提出に行きました。ちなみに、法務局の職員さんの方で訂正印押して修正する、という手も取れるようです。むしろその方が楽だよね。

 この制度、平成29年から開始したもので知名度もあまり高くないらしく、WEBで情報漁って素人が個人で提出に来るのはまだまだ珍しいようです。職員さんから「資料がちゃんとしてますね」って言われました。まぁ素人仕事にしては、って話でしょうけども。

 銀行口座の解約の手続きに関しては、銀行によっては「戸籍や住民票はコピーでもいいですよ」というケースもあるらしいです。すべての金融機関がコピーでいけるのかは不明なので事前に問い合わせるのがいいと思われます。そうやってコピーを必要枚数だけ取るか、一覧図を法務局で必要枚数だけ発行してもらうかは手間とコストの兼ね合いですが、個人的にはこの手続きを行うことで法務局をちょっと身近に感じるようになったのが面白ポイントです。

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